磁束制御形三相可変リアクトルの開発(一般講演)

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概要

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今日、太陽光発電と風力発電に対する期待は、ますます大きくなっている。その中で風力発電は、風速に応じて発電電圧が変動する厄介な問題がある。これに対して研究室では、単相用磁束制御形可変リアクトルを提案し、これを3台用いて自励式誘導発電機の電圧制御を可能とした。しかしながら、単相用リアクトルの場合には、リアクトルに用いる鉄心にバイアス磁界を与える制御電源の出力インピーダンスを大きくしなければならなかった。これに対し、電流の総和が零となる三相交流の特徴に着目すれば、制御電源の構成は大幅に簡略化されるはずである。本稿では、三相交流の特徴を生かした磁束制御形可変リアクトルについて実験的に検討した。その結果、単相では得られない制御性を得ることができた。
2009-10-15

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