構造緩和したSiO_2中のSiクラスタへのタイトバイディング計算の適用(プロセス・デバイス・回路シミュレーション及び一般)
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概要
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昨今の微細化の進展により、デバイスサイズはナノオーダーに突入しつつあり、これまで見過ごされてきた微細化極限物性的な問題が重要となる。SiO2に囲まれたSiクラスタの特性は、バルクの性質から大きく外れ、平面的なSi/SiO2界面のそれとも違うであろう。このような非バルク特性を考慮するには、デバイスを模した数nm規模の構造を原子レベルで解析する必要がある。今回、分子動力学とタイトバインディング法を用いることにより、SiO2に包まれたSiクラスタの電子状態密度がバルクSiとは異なるという結果を得た。
- 2009-11-05
著者
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川端 研二
株式会社東芝デバイスプロセス開発センター
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市川 尚志
株式会社東芝デバイスプロセス開発センター
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渡辺 浩志
株式会社東芝LSI基板技術ラボラトリー
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川端 研二
株式会社東芝先端メモリ開発センター
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川端 研二
株式会社東芝 先端メモリ開発センター
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