超音波振動子とレーザーを使った液体中の音速測定
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概要
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音波は疎密波であること,また,水中を空気中より速く伝わることを演示する実験を考察した。これは,超音波によって,液体中に位相型回折格子を作り,これによるレーザーの回折像を測定するものである。従来は,超音波(電歪)振動子を駆動するには1Wほどの出力が必要なために,高価な信号発生器が要求された。本稿では,市販のハム用送信機キットを使うことで,簡単に安価で実験することが可能になったので報告する。
- 日本物理教育学会の論文
- 1993-12-10