ドップラー効果による速度測定 : 学生実験への導入
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概要
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ドップラー効果によって物体の速度を算出するため,40kHzの超音波を一定速度で移動する反射板に反射させ,反射音の振動数変化を測定する装置を試作した。さらに,この装置を学生実験に導入して教材としての価値を検討した。算出速度は3-10cm/sの速度範囲で有効数字二桁の精度を持つことが分かった。実験技術及びデータ処理技術の程度から判断して,ドップラー効果の学生実験として効果的と判断された。
- 2003-06-13