クルックス管から漏洩するX線の実態とその対策
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概要
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中・高校の理科実験で使われる十字板入りクルックス管からの漏洩X線を調査したところ,十字板を倒したときの陰極対面方向への漏洩量が1cm線量当量率で143mSv/h(19.3keV)に達する管が見つかった。こうした漏洩X線を学校で調べる方法として,放射線感光フイルムやはく検電器が利用できること,また,誘導コイルの放電極間での放電のようすからクルックス管への印加電圧が推定でき,漏洩の程度も判断できることがわかった。
- 日本物理教育学会の論文
- 1995-03-15
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