水スターリング熱機関の観察を通した周期的動作の理解
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概要
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持続可能性に向けた教育内容の再構城のための一つの学習として,2つの熱力学法則を環境問題との関連で理解しようとする,環境教育を視野に入れた内容を構想している。その一環として,高校物理の単元「熱とエネルギー」に関連する観察・実験を含む実践を,科学部生徒を対象に行った。熱機関の周期的動作を理解するために,水スターリング熱機関のビデオ撮影による水位の時間的変化の記録,圧力と体積の同時測定によるpV図作成を行わせた。その結果,到達目標を学習順序にそって設定し指導を行えば,周期的動作の理解が得られるということがわかった。
- 日本物理教育学会の論文
- 2006-09-13
著者
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