マレーシアにおける対日留学生予備教育と物理習熟度別学習
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概要
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私たちはマラヤ大学予備教育部で日本留学を目指す学生に約10か月間物理を教えた.日本語の限られた語彙しか有しない学生が,日常耳慣れない用語を使って物理を学習することの困難さには計り知れないものがある.学生たちの分ろうとするひたむきな姿勢をみていると,何をどこまでどのように指導したら良いのか常に反芻ぜざるを得なかった.そうした中で学生たちの学力を向上させる方法として習熟度別クラス編成を実施した.そこで実施の前後について成績を比較するとともに,このプロジェクトの概要や外国人を教えた経験なども加えながら報告する。また,参考に日本語の学力との相関も調べたので併記しておく.
- 日本物理教育学会の論文
- 1987-12-10
著者
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