マイコンによる分子運動のシミュレーション(III) : 物質の相転移について
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概要
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2次元空間において,正方形容器に入れた総数27個の単原子分子気体の運動をマイコンを用いて分子動力学法によりシミュレートした.各分子間にレナード・ジョーンズ形,およびクーロン形ポテンシャルの分子間力を仮定したところ,温度の降下,上昇に伴い面心立方構造やNaCl形構造の結晶の形成や,結晶の融解など固体-気体間の相転移が見られた.
- 日本物理教育学会の論文
- 1986-09-10
著者
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