水中における落体運動の非線形効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
空気中にくらべて水中の落体には,浮力や速度に依存した抵抗力が大きく働くので,運動の非線形効果を比較的容易に観察できる.ここでは,水中における鋼鉄球の自由落下運動を打点式タイマーで記録し,v-t曲線をかいたところ,落下直後より直線からズレはじめ,次第に一定値に近づくことが確認された.また,そのv-t曲線は,慣性抵抗力を考慮した運動方程式の解とよい一致を示すことがわかった.大学教養程度の学生実験の題目としても比較的手軽で十分効果的であった.
- 日本物理教育学会の論文
著者
関連論文
- ビデオカメラで物体の運動を調べる(私の工夫)
- 平均値の標準誤差σ/√の導入についての試み : パソコンを用いて
- 2p-RA-6 水中における落体運動の非線形効果
- 水中における落体運動の非線形効果
- 複合共振子法と超音波エコー法によるSi輩結晶とCu多結晶の弾性定数の測定
- 27p-ZM-2 博物館における物理教育の傾向,1991年の状況
- 4a-ZC-3 医学部新入生の物理学習傾向I
- 2a-WB-7 博物館における物理教育の最近の傾向
- 5a-E-5 博物館における分子模型の利用例
- 海外の博物館事情 : イタリア編(海外の博物館事情)
- 科学技術館のころの大塚先生(大塚明郎先生を偲ぶ)
- 博物館で見るデモ実験(青少年のための科学の祭典報告)