学生実験へのマイコンの応用(IV) : ウェーブメモリとしての応用
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概要
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ボード形マイコンに手作りのAD/DA変換インターフェイスをつけ,簡単なウェーブメモリを作った.その主な仕様は,分解能8ビット,サンプリング周波数最高10KHz,データメモリ容量4Kバイト等である.これを,学生実験の様々なテーマの中で,補助の実験装置として用い,色々な波形の収録・観察を行なった.音声やうなり,インダクタンスの誘導起電力,RLC回路の減衰振動波形等の収録結果を例として示した.従来,これらの波形収録は,シンクロスコープを用いてもかなりの工夫が必要であったが,ウェーブメモリの使用により,学生実験のレベルでも容易に行なえるようになった.
- 日本物理教育学会の論文
- 1982-05-25
著者
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