学生実験へのマイコンの応用(III) : メモリ付ストップウオッチとしての応用
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概要
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マイコンは水晶発振のクロック信号でタイミングをとりながら動作しているので,かなり正確な電子時計になり得る.市販のワンボードマイコンに割込み制御回路を付加し,メモリ付ストップウオッチの機能を持たせた.100μ秒の分解能を持つストップウオッチとしてプログラミングし,数mの長さのビニール管内を伝わる音の伝播時間を直接測定した.その結果、室温24℃における管内音速として343m/sの値を得た.また,0.01秒の分解能のストップウオッチとして用い,〓り振り子の振動周期を自動測定できるようにしたので,実験者による測定値のバラつきが減少し,測定精度もあがった.
- 日本物理教育学会の論文
- 1979-05-15
著者
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