静電場と発散積分
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概要
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静電場や静電ポテンシャルを計算しようとすると,発散積分が現われることがよくある。例えば無限直線または無限平面上の電荷分布によってひきおこされる静電ポテンシャルの計算などがそうである。このような積分は数学的に正確には無意味である。このような場合,クーロンの法則よりもポアソン方程式を基礎方程式と見なして,適当な数学的条件下でのポアンソン方程式の解を静電ポテンシャルと考えることにより,上記の困難は避けられることがよくある。このことに関連して大学の授業での教育的問題および数学的一般化について議論する。
- 日本物理教育学会の論文
- 1989-06-25
著者
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