クントの実験における粒子の運動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
クントの実験において,管内の粒子にはたらく力について考察し,運動方程式をルンゲ・クッタ法で数値計算して粒子の運動を調べた。その結果,空気抵抗力や音の放射圧を受けることにより,粒子は密度や大きさの違いで変位の節または,腹に集まることがわかった。また,粒子の音波浮揚の安定性を力学的に考察した。さらに,クントの実験で生じる縞状の模様は非線形効果で励起される倍音の放射圧により形成されることを明らかにした。
- 2009-09-01
著者
関連論文
- クントの実験における粒子の運動
- Windows環境での手軽なコンピュータ計測(新潟支部特集)
- 音波定常波中の小球の運動
- コンピュータを用いた生徒実験と課題研究 : 新潟南高校におけるSSH(SSHの現場から)
- 新課程物理の評価と問題点(新潟支部特集)
- SSHの紹介と物理分野での実践例
- 教科書をめぐる現況と新課程に向けた改善策(教科書作成過程の実状と改善の方向)