AD変換原理とCMOS回路技術(アナログ,アナデジ混載,RF及びセンサインタフェース回路)
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概要
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AD変換には,逐次比較,並列比較,パイプライン,デルタシグマなど多種の原理が考案され,集積回路として信号周波数:DC〜10GHz,分解能:3〜24ビットの広い性能領域が実現されている.現在,情報,通信,センシング,制御など,あらゆるシステムに不可欠なものとなっている.AD変換技術の開発はデバイススケーリングとシステムデジタル化の進展と一体になって進んできた.CMOSの時代になって,高い変換性能を低電力,小面積で効率的に実現し,大規模模デジタルチップへ搭載することが最大の課題となっている.各AD変換方式が,純アナログ回路の限界を破り,高速デジタル回路と融合することにより,進展している.近年,AD開発の初期に主流であった逐次比較技術に回帰して,研究が活発になっている.回路規模が小さく時間領域インタリーブ方式による高速化に適するので,高速通信システム用の高速AD変換器の低電力化を目指している.また,微細化デバイスに要求される精度,雑音の特性を緩和するために,デジタル技術によるアナログ特性の自動補正,時にバックグラウンド補正技術が重要である.
- 2009-10-01
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