小児心身症の診療に必要な発達的視点(<特集>小児をめぐる心身医学)
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概要
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子どもの成長発達の特徴は生物学的な基盤のもとに,人間関係をはじめとした環境からの刺激を受けながら社会の一員として自立していく過程であるということであろう.その際に,ストレスを受けながら何とか進もうとしている子どもに対する診療には,発達的視点が求められる.そこで,子どもの成長発達理論について概説し,その理論として一般的精神運動発達,精神分析発達理論(Freud),認知認識論(Piaget),心理社会的自我発達理論(Erikson),乳幼児の共生・分離固体化理論(Mahler),アタッチメント(愛着)理論(Bowlby)を対比的に示した.
- 2009-12-01
著者
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