Solution-Focused Therapy の未来を描く:「解決構築」から「何でもあり」へ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文の目的は,ソリューション・フォーカスト・セラピー(SFT)を他の治療モデルとともに用いることを可能にする考え方を明らかにすることである。 SFTはこれまでに,「解決構築」と「問題解決」は全く異なる,と強調してきた。こうした説明はこのモデルの特質を理解するためには大変有用だったが,このモデルを他の治療モデルとともに用いることに困難を感じさせるものでもあった。もしも,セラピストが問題や解決を人の心が生み出すものとしてとらえるならば,「真の」問題を探す必要はなくなり,解決のために問題を創造し,活用することができる。こうした姿勢のもとでは,「解決構築」と「問題解決」の間の対立は解消する。
論文 | ランダム
- ステレオタイプと「野球ロボット」--「巨人の星」における「日本人」表象 (特集 昭和の)
- 〈柳生十兵衛〉論--変容する組織のなかのヒーロー (特集 昭和の)
- テレビの前の「政治少年」--大江健三郎「セヴンティーン」「政治少年死す」論 (特集 昭和の)
- 「昭和文学と戦後文学」試論--三島由紀夫「優国」と庄野潤三「静物」を手がかりに (特集 昭和の)
- 宝塚少女歌劇の偶像(***)--『歌劇』『少女の友』『少女画報』から (特集 昭和の)