ラベリングをこえて:高機能自閉症児への支援を通して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
学習障害,注意欠陥多動性障害,高機能自閉症等は,本邦では「軽度発達障害」と括られることが多い。本稿では,軽度発達障害を含めたラベリングの影響について検討した。事例は中学3年生の15歳の男子であり,高機能自閉症と診断を受けていた。担任教師と母親は困難を障害に帰属し,有益な関わりができないでいた。そこで,スクールカウンセラーは相互作用に注目し,望ましい相互作用の連鎖をリソースとして取り上げた。この事例から,発達障害児に関わるときには,ラベリングではなく,対人間および個入内の相互作用に焦点づけるのが有効であることが示唆された
論文 | ランダム
- 平成22年独占禁止法改正法案の検討
- コンビニ契約の 「ロスチャージ会計」 は悪なのか?
- 融液超急冷による機能性メゾスコピック複合材料の創製
- メンテ研コーナー 水道の動向と今後の施設管理
- すべり免震支承の振動台実験と数値解析による応答低減効果の検証(その2)