コミュニケーションとしての広告研究 : その学際的探索の糸口としての「広告の形成(shaping)」(<特集>コミュニケーション課程の諸相)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
特集コミュニケーション課程の諸相論文はじめに1. 本稿の論点 : 創造,新しさへの論理探索2. 見出される「隠された広告効果」 : 新しい知識の結びつき3. 受け手の「能動性」 : 情報消費社会の基本認識4. 脱構築の記号論 : ズレが生成する新たな解釈コード5. フレームとメッセージの交錯 : 演出要素それ自体の役割6. ズレが引き込もうとするもの : 異人性・外部性としての広告7. 広告は誰のものか : 広告における公共性と倫理8. 脱構築の広告研究の深化に向けて : 広告研究展望への姿勢謝辞The author tried to make a bridge between research on advertising in marketing aspects and sociological (in its wide meanings) aspects in this paper, in order to make a deeper understanding beyond modern frameworks. He told that effective advertising would 'be shaped where new meaning cleaping into a gap from shared code of interpretation,' 'make new values unite,' as a consequence, and 'be also shaped favorable advertising by the society.' Shaped favorable advertising by the society might be a way of designing to advertising, affording a framework to the real world, and taking into considerations of public, ethics, and bounded resources.
- 慶應義塾大学の論文
著者
関連論文
- 広告の二重性と公共性--「受け手も共にその広告を評価する」効果 (特集 BtoB広告の「表現と社会性」)
- 「見られる広告」の崩壊と「届く広告」への超克--テレビCMが嫌われる原因としての送り手の広告観と実践
- W杯における「待ち伏せ広告」の意味とその社会的インパクト
- マス広告の公共性(下)共視・共感・共同性というマス広告環境維持責任の観点から
- 社会的イノベーションとしての広告理解--アメリカ広告史に残る30の事例からの分析と考察
- 研究プロジェクト報告 テレビ番組における広告類似行為の現状と課題--日米比較を中心に
- 広告倫理の議論と展開--状況整理のための認識と論点
- カテゴリー・ニーズ生成のダイナミクス : マクロ・マーケティングの市場技術としての利用
- カテゴリー・ニーズ生成のダイナミクス--マクロ・マーケティングの市場技術としての利用
- プロジェクト研究 消費者満足と広告表現記憶に関する研究
- 新聞広告の公共性と可能性--成熟社会の「広場」に送るエール
- オーナー系企業は宣伝上手か? : CMインデックス上位登場企業における クリエイティブ・マネジメントの考察
- 広告の「意図せざる結果」に関する今日的事例研究 : 諸事例から見た「マス・メディア」の送り手における公共性の新論点
- マス広告の公共性(上)共視・共感・共同性というマス広告環境維持責任の観点から
- 新聞の中の大阪 : 都市ブランド「大阪」の新聞記事内露出量統計観察による知見を中心に
- 「遅れてやってくるルール」の観察と考察--放送広告の社会的ルールに関する基礎的検討
- 「遅れてやってくるルール」の観察と考察 : 放送広告の社会的ルールに関する基礎的検討
- テレビ広告実務上の「常識」の意味反転--放送広告取引公正性への広告計画からのアプローチ
- 超ファーストサイクル化したマーケティング・コミュニケーション--テレビスポット広告の送り手,媒体,受け手,三者における構造的課題
- 巻頭インタビュー 段階的説得からブランド形成へ--広告効果の課題の変遷 (特集 広告効果再考)
- テレビ広告「連続モデル」の維持 (特集 放送の近未来図--誰のために何を伝えるのか)
- 新聞記事における「番組提供」言説の混乱: 記事観察分析を通じたその無差別性、融通性の確認
- 広告の社会化についての覚書き : 広告の「受容と排除」をめぐる予備的論考 (小林保彦教授退任記念号)
- 広告の社会化についての覚書き : 広告の「受容と排除」をめぐる予備的論考 (小林保彦教授退任記念号)
- メディアの中の「私性と公共性」 : 広告を可能とさせる社会的環境条件に関する検討資料
- 社会問題あるいは規制対象としての広告 : 雑誌記事・論文の中の「広告」に関する1981年から2010年の統計観察
- 広告はどのような社会問題と認識されているのか : 3つのビッグ・データベースの三角測量から
- 広告計画における予算編成の理論と論理 : レビューと実証から見出される論点と認識
- マーケティング倫理の新論点--今日的な「意図せざる社会的結果」からの広告倫理に関する認識の地平
- 関西大学社会学部メディア専攻の前史
- 「宣伝」概念1世紀をいかに考えるのか : その戦争と思想を背景とする考えと現代的な課題とのギャップ
- 「宣伝部」の行方(ゆくえ) : 広告主の広告部門名称への提起
- 学部短信 植條則夫先生の御退任にあたって〔含 略歴および主要業績〕
- 番組「提供」の制度化 : 1950年代民間放送創世期の確認
- 「反応」が拓く新しい広告効果の一側面
- コミュニケーションとしての広告研究 : その学際的探索の糸口としての「広告の形成(shaping)」(コミュニケーション課程の諸相)
- 「広告計画」の混乱--1960年代の広告マネジメント文献レビューを中心に〔含 選評〕
- IMCの統合視座と駆動力としての「エモーショナル・ブランディング」
- テーマ書評(39)広告計画のマネジメント
- 広告言説に関する日米比較--書籍(book)にみる広告の扱われ方からの考察
- 広告倫理の議論に向けての一考察 : マーケティング的広告研究と社会情報的広告研究の架橋