大学生活は学生のキャリア発達にどのように影響を与えているのか : 新入学生の大学組織への適応・同化過程の継時的分析をとおして
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概要
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1. はじめに2. 分析の枠組 (1) 変数 ・独立変数 ・従属変数 (A) 大学生活への適応・同化に関わる側面 1. 自己イメージ 2. 大学生活への満足度 3. 大学組織への適合・同化度 4. 大学生活上での諸問題(生活への障害度) 5. 学業成績 (B) 社会的・職業的生活への準備に関わる側面 1. 社会的価値態度 2. 職業生活志向性 3. 大学卒業後のキャリア展望(選択可能性) 4. 大学生活と卒業後キャリアとの関連性 (2) 分析3. 分析の結果 (1) 独立変数の分類基準としての有効性 (2) 独立変数が従属変数にもたらす効果 (A) 大学生活への適応・同化に関わる側面 1. 自己イメージ 2. 大学生活への満足度 3. 大学組織への適合・同化度 4. 大学生活上での諸問題(生活への障害度) 5. 学業成績 (B) 社会的・職業的生活への準備に関わる側面 1. 社会的価値態度 2. 職業生活志向性 3. 大学卒業後のキャリア展望(選択可能性) 4. 大学生活と卒業後キャリアとの関連性4. 考察 (1) 4年間の大学生活を通しての学生の変化 (2) 大学生活への適応と同化 (3) 社会的・職業的生活への準備The developmental process of newly-matriculated students in a private university was monitored over a four-year period (from the entry point to the point of graduation), utilizing written questionnaires and personal interviews. The impact of the student involvement in the academic and extracurricular activities in the freshman year upon the fouryear development of their college lives was examined. This examination was conducted on two groups : 1) students in the department of economics, and 2) students in the department of engineering. Results of the analyses indicated : 1) the two activities considered were found to have impact upon the different aspects of assimilation and developmental processes of the students' college lives, 2) the extracurricular activities had a more important impact upon the occupational socialization process than did the academic activities, and 3) these results were very similar between the two departments examined.
- 慶應義塾大学の論文
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