アルデヒド類のHPLC分析用蛍光誘導体化試薬4-(5,6-ジメトキシ-2-フタルイミジニル)フェニルスルホニルヒドラジド
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概要
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アルデヒド類の定量のための高感度なHPLC用蛍光誘導体化試薬として4-(5,6-ジメトキシ-2-フタルイミジニル)フェニルスルホニルヒドラジドを開発した。本試薬はアルデヒド類と反応して発蛍光性のヒドラゾンを生成し、ヒドラゾン類は逆相系HPLC-蛍光検出法により分離された。モデル化合物としてp-トルアルデヒド及びヘプタナールを用いて誘導体化反応条件について検討した。誘導体化反応は塩酸酸性下、室温、60分で完了した。誘導体化率は102.3%であった。検出限界(S/N=3)はp-トルアルデヒド及びヘプタナールでそれぞれ80及び6fmol/注入量であった。
- 福山大学の論文
著者
-
杉野 栄一
福山大学薬学部
-
杉野 栄一
福山大学
-
藤岡 晴人
福山大学薬学部
-
鶴田 泰人
福山大学
-
鶴田 泰人
福山大学薬学部
-
小橋 一彌
福山大学薬学部
-
井上 裕文
福山大学薬学部
-
藤岡 晴人
福山大学
-
石井 ゆか
福山大学薬学部
-
伊達 有子
福山大学薬学部
-
山崎 淳治
福山大学薬学部
-
井上 裕文
福山大学
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