非一貫的シーンの立体視における変形効果の曖昧化への試み(立体映像技術一般)
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概要
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我々は三次元的に非一貫的なシーンを立体視する際に形状が歪むように見える効果(変形効果)を目立たないようにするためのレンダリングスタイルを開発中である.現在はマルチパースペクティブレンダリング映像の前段階として,正確でない投影を用いたCGを用いて生成した映像を観察した時に感じられる変形効果を対象とし,それらにスケッチ風の重ね描き,点描,特殊なハッチングなどのレンダリング技術を適用することにより,観察者の意識が映像の正確さにあまり行かないようにすることが狙いである.様々なスタイルを用いることによりある程度変形効果を抑制することができたと考えられるが,その定量的評価や疲労度の評価はこれからの課題である.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2008-06-27
著者
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