人物位置関係とステレオ精度の最適化によるエレベータ内の人物追跡(一般セッション7)
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概要
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本稿では,二台のカメラをエレベータカゴ内部に設置して人物の移動軌跡を推定する手法について述べる.提案手法では長時間にわたる頭部の2次元軌跡同士をステレオ視することでステレオ視の曖昧さを回避し,3次元軌跡を推定する.さらに人物同士の位置関係と人物数,ステレオ視精度を考慮した尤度関数をMCMC(Markov Chain Mont Carlo)で最大化し,複数の3次元軌跡候補の中から最適な組み合わせを推定する.実験の結果180cm×180cmのエレベータ内に10人の乗客が存在して遮蔽が起こる揚合でも,乗客全員の乗降履歴を推定できた.
- 2009-03-06
著者
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