児童生徒の服装に対する意識と着装行動
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概要
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本研究では,小学校高学年の児童とその保護者および中学生を対象に,服装に関するアンケート調査を行い,発達段階における意識の変化と保護者とのかかわり方を通して,ローティーンの子どもたちは成長と共に衣生活への関心が高まり,自立していく様子を明らかにした。また,保護者は子どもの意見を尊重しているが,衣服の購入にあたり素材や手入れなど機能性や価格を重視する傾向に対して,子どもは色やデザインなどの“見た目”を重視する傾向を示し,意識の違いが明らかになった。小学生では,ファッションに関する話題を通して親子間のコミュケーションが生まれていることも示唆された。
- 2008-01-31