石橋湛山の日蓮論
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概要
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研究ノートNote石橋湛山の日蓮論には、二つの特徴がある。第一の特徴は、現状批判の手段・方法であった点である。第二の特徴は、「危機の時代」における日蓮論が、湛山の愛国心の高まりやそれに伴う揺らぎ、動揺と連関していたことである。この時代状況の下で、彼は愛国心が刺激され、その発露が日蓮論という形で示されたのであった。日蓮論は、湛山の愛国心を考える上で非常に重要な位置を占めると考えられる。TANZAN ISHIBASHI was famous journalist in modern Japan. He was a liberal, democrat and patriot. In his argument for NICHIREN who was renowned Buddhist in middle Japan, there are two features. The first is that it is a method of criticizing political, economical, social situation. The second is that it reflect his patriotism. Under a critical situation, Asia-pacific war and Korean war, he was upset by patriotism. However, he regained his own confidence through the discussion about NICHIREN and overcame the shake. Patriotism is an essential issue in study of ISHIBASHI's political thought. It is important to examine argument about NICHIREN.
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