ロジスティック写像を用いた乱数を生成 : ID番号を生成・管理するため
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概要
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N(例えば,128)ビットの擬似乱数列R_iの生成・管理方法を提案する.擬似乱数列は初期値Rから再生可能である.R_iをRが生成した擬似乱数列の位置iから切り出すとしたとき,R_iはRとiによって再生できる.即ち,Rとiを管理することにより,R_iが管理される.本研究はロジスティック写像x_<t+1>=4x_t(1-x_t)を用いて,管理用初期値RとK次元の座標情報iに基づき,初期値から2値系列を生成し,生成される2値系列から新たな初期値を作り,その初期値作りをK-1回繰り返すことで,R_iを生成する「多(K)次元乱数生成法」を提案する.
- 2009-05-15
著者
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