階層的ID-based暗号を用いたグループ鍵管理に関する一考察(セッション6-B:セキュリティ理論)
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概要
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階層化されたグループ構成を有し,各グループが自律的に動作するようなネットワークでは,各グループの判断でグループメンバに対し公開鍵/秘密鍵ペアを付与,または剥奪できることが望ましい.さらに,グループメンバ全員に同一の公開鍵/秘密鍵ペアを持たせ,グループメンバ全員に対して暗号化マルチキャストができることが望ましい.公開鍵/秘密鍵ペアの発行権限を分散できる暗号技術として,階層的ID-based暗号がある.しかし,既存手法では,グループに対する公開鍵/秘密鍵ペアの発行が想定されていない.本研究では,階層的ID-based暗号を用いたグループ鍵配布方法,及びグループ鍵更新方法を提案し,その安全性について考察する.また,提案手法について,通信量,計算量に関する評価を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-02-26
著者
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