市町村合併に伴う新庁舎の配置に関する考察
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概要
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本論文では、新しく本庁舎を配置することができるという仮定のもとで、市町村合併に伴う新庁舎の最適配置について考察する。住民は、通常は支庁舎も本庁舎も区別せず最も近い庁舎を利用することができるものの、一定の割合で必ず本庁舎にも出向く必要があるものとする。この問題を、住民の総移動コスト最小化問題として定式化するとともに、最適解を求める方法を提案する。また、本庁舎に出向かねばならない割合がどのように解に影響するかについても考察する。
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