日本教育大学院大学における情報教育
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概要
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本論では日本教育大学院大学(以下、本学と称する)における情報教育の教育実践を報告する。はじめに教員に求められる情報リテラシーを「ICTの活用技能」「ICTを用いた教育活動の展開に関わる知識・技能」「ICTを支える原理に対する正しい理解」の3カテゴリーに分類し、それぞれの内容に関する筆者の考えを述べる。続いて2006年度に筆者が本学で行った情報教育の5つの教育実践について、それぞれの教育内容、教育手法、留意点等を述べる。さらに教育実践の成果として「学生のICT活用水準の向上」、「PCによるプレゼンテーションの積極的活用」、「インストラクショナルデザインの考え方の浸透」の3点を、また今後の課題として「ICTの原理・機構に対する学習の必要性についての理解形成の難しさ」「プログラミング教育の時間確保の難しさ」の2点を取り上げて、その詳細を論ずる
著者
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