領域間で共通する特徴点の数を利用した代表画像への自動アノテーション手法(一般セッション4,移動カメラ画像処理におけるパターン認識とメディア理解)
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概要
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本研究では,既存の画像検索サービスから得られる画像に対し,検索キーワードが示す領域にアノテーションを施す手法を提案する.近年,画像解析を使って結果のランキングを補正し,所望の画像をユーザが素早く取得できるようにするなどの手法が提案されている.こういった手法を用いて,検索結果の画像から検索キーワードが示す領域を画像解析によって抽出することができれば,ランキング補正にとどまらず,さらに画像検索サービスを拡張できる.例えば,検索キーワードが示す領域がクリッカブルになった検索結果を提示できる.提案手法は,検索結果画像を領域に分割し,それらの領域間でマッチングを行い,同じ物体を含む領域だけを抽出する.既存の画像検索サービスから得られた画像には検索キーワードが示す物体が共通して含まれることが経験的に多いことを利用し,それらの領域にアノテーションを施す.提案手法を実装し,Google Image Searchから検索して得た画像を用いて評価実験を行った.本論文では,提案手法の概要および既存の画像検索サービスから得たサンプル画像を用いた実験の結果について報告する.
- 2008-12-11
著者
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