IEEE802.11a/g用OFDMの隣接チャネル妨害除去手法の検討 : 多チャンネルメッシュネットワークでの利用に向けて(アダプティブアンテナ,MIMO及び無線信号処理技術,無線通信一般)

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概要

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IEEE802.11a/g無線LAN端末が大きく普及しているが、5GHz帯と2.4GHz帯を合わせても周波数チャネル数が限られており、隣接チャネル妨害除去性能の重要性が増している。特に、多チャンネルメッシュネットワークへの適用の場合は、無線通信ノードの設置自由度が隣接チャネル妨害除去性能に大きく依存する。本報告では、最小受信感度の劣化を伴わず、隣接チャネル妨害除去性能を改善する信号処理手法をFPGAによる実評価と共に報告する。結果によると隣接チャネル妨害除去性能はrate:54Mbpsにおいて20dB程度の良好な特性を実現している。この場合、無線ノードを+20dBmで放射される隣接チャネル妨害信号源から3〜4m程度に設置可能となる見通しである。
社団法人電子情報通信学会の論文
2008-11-12

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