理学療法教育の歴史的変遷
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概要
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日本の理学療法士教育は、昭和38年に主としてアメリカ人講師によって専門学校教育として開始された. そのカリキュラムは膨大な時間と内容からなり、卒業後は即戦力として医療の一翼を担うことが求められた. その後、幾度かのカリキュラム改正がなされ、特に平成11年の大綱化によって、単位制が導入され専門学校と大学の単位の互換性が可能となった. 内容的には高齢社会に求められる理学療法に対応したカリキュラムになったと言える. 一方で、養成校の増加とともに教育の質、とりわけ教員や学生の質、臨床実習施設の確保など直面する問題点も表面化するようになった.
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