ジュラ系来馬層群の褶曲部にみられる変形相
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概要
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西南日本の北東端に分布する下部ジュラ系,来馬(くるま)層群の褶曲部に発達する小構造を変形相の考えにもとずいて解析し,褶曲の形成機構との関係を検討した.姫川の支流,大所(おおどころ)川流域の来馬層群は1つの向斜構造を形成している.この向斜の内部には,異なる延性度の条件下で形成されたと考えられる数種類の小構造が発達し,それらの組み合わせから変形分帯を行うことができる.分帯の結果は,向斜の中心部へ向って平均延性度が高くなる傾向を示し,これらを解釈するためには,衝上断層を伴う基盤岩類の傾動モデルが有効である.
- 地学団体研究会の論文
- 1981-01-25
著者
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植村 武
Department of Geology,Faculty of Science,Niigata University
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植村 武
Department Of Geology Faculty Of Science Niigata University
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横田 優治
Niigata Prefectural Center of Industrial Science and Technology
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横田 優治
新潟大・理
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植村 武
Department Of Geology And Mineralogy Faculty Of Science Niigata University
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