左右の頭部触角の色が異なるヒロクチダカラ
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概要
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タカラガイ科は種ごとに特徴的な外套膜を有し,外套膜上の小突起形態は重要な分類形質と考えられている。しかし,外套膜・足部の彩色には多様な変異が認められ,種によっては同所的に異なった彩色の個体が確認されている。頭部触角については,一部に外套膜同様の著しい種内変異が見られ,黄色や黒色の触角をもつクチグロキヌタCypraea (Erronea) onyx (Linnaeus, 1758)が図示されている(池田・淤見, 2007:86, 2figs.)。しかし,多くは,個体により濃淡の違いあっても同系統の色相となり,通常左右の色は同色となる。このたび筆者は奄美大島で左右の触角の色が異なるヒロクチダカラCypraea (Erronea) cylindrica (Born, 1778)を採集したので,図示し詳細について報告する。
- 2007-11-08
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