高知県の更新統及び琉球列島の現世堆積物から得られたシママメウラシマ
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概要
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シママメウラシマRingicula shimaensisは,外唇下部内側に歯状突起がある点で日本のマメウラシマ科の中では特異な存在である。本種は,大炊御門(1933)が志摩半島の更新統先志摩層の化石リストでRingicula n. sp.とし,それをTakeyama(1935)が図示・新種記載したものである。その後, Itoigawa & Ogawa(1973)および糸魚川(1981)が同層産の化石を図示し,後者は和名を与えている。最近では,ウルマ貝類調査グループ(2003および印刷中)が沖縄産のものをR. shimaensis?としてリストに掲げている。筆者は,高知県の更新統産の化石をR sp. aff. R. shimaensisとして報告し(三本,1985),奄美大島の海岸砂から得られた標本も加えてR. shimaensisとして紹介した(三本,2003)。しかし,その後新しい追加標本が得られたため,過去の記録も含めてまとめて報告する。
- 2007-08-31
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