日本の森林土壌に適合するガス拡散係数推定式について : 主として黒色土と褐色森林土を対象として
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概要
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黒色土と褐色森林土を主とする42ヵ所の森林土壌について土壌のガス拡散係数を実測し,モデル推定式の比較検証をおこなった。その結果,黒色土と褐色森林土で差が認められ,黒色土の方が相対的に低く評価される傾向にあった。日本の森林土壌に当てはまる経験式として,黒色土については補正したWLR Marshall式を,褐色森林土については補正したJin and Jury式を用いるのが良いと考えられた。
- 森林立地学会の論文
- 2006-06-25
著者
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石塚 成宏
森林総合研究所立地環境研究領域
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石塚 成宏
森林総合研究所
-
石塚 成宏
森林総合研究所森林環境部:(現)森林総合研究所北海道支所育林部
-
阪田 匡司
森林総合研究所
-
阪田 匡司
森林総研北海道支所
-
阪田 匡司
森林総合研
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