子どもの主体的な美術鑑賞に関する実践的研究 : あそびの要素を取り入れた美術館での鑑賞の社会実験から
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概要
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研究ノート(Note)子どもたちに起きている問題事象として「学びからの逃避・逃走」と表現される学習意欲の低下の問題が語られている。本稿は、その「学びからの逃避・逃走」に対して、子どもたちが学ぶ喜びを感じとる実践として、美術館での主体的な鑑賞に取り組み、考察したものである。美術館における主体的な鑑賞機会の提供を通じて、子どもの主体的な学びの場を創出するために必要な要素を明らかにすることを研究の目的とした。実践の過程で、状況的学習論に基づく学習者側からの観点に着目し、社会実験を行った結果、美術鑑賞の場において子どもたちが主体的に学ぶには、あそびの要素が反映した取りかかり易い達成目標が前提にされた「タスク」、学習者側の視点による「カリキュラム」、おとなと子どもの両者で別々の「ゴール」、これらを適切に設定することが必要となることが明らかになった。The problem of the decrease in the eagerness for learning by children as a problem event to stay up, "Escape from learning" is talked about. This text is the the approach on independent appreciation with the museum as practice that feels the pleasure that children learn for the "Escape from learning", and consideration.
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