オルドス地域における民族教育の歩み
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概要
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中国内モンゴル自治区の西南部に位置するオルドス市は改革開放政策を導入して以来、現在はエネルギーの産地として注目を集めている。本文では、オルドスにおける民族教育の歩みについて詳しく紹介することにしたい。オルドスで教育が始まったのは20世紀20年代の後半にあたり、戦乱期を経て、建国を迎えたが、その後も、様々な阻害を受け現在に至る。建国以来、地域の教育にもっとも悪い影響を与えたのは、「大躍進運動」と「文化大革命」という二つの政治的動乱であった。