公益法人とNPOにおける法制度の違いに関する考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
研究ノート(note)近年、官が公を担う「古い公共」はもはや限界にきており、民が公を担う「新しい公共」へシフトしていっている。その「新しい公共」の担い手として想定されるのが、民間非営利セクターであるが、同じセクターである公益法人とNPOでは財政面、人材面で大いなる格差が生じている。その要因の一つとして考えられるのが、公益法人とNPOにおける法制度の違いである。本研究ではその点に注目をし、公益法人やNPOが争点となった判例や裁決、また2008年12月より施行される新公益法人制度を素材として、公益法人とNPOにおける法制度の違いは民法制定時から現在に至るまで存在しており、むしろその違いは拡大しつつある点を明らかにし、一元的な法制度の必要性を明確にすることを目的とする。そして、その論考を踏まえた上で、今後の研究に向けて民間非営利セクターにおける一元的な法制度のあり方についての視座を検討する。
論文 | ランダム
- 大学におけるNIEとネットの活用--[平成国際大学]法学部におけるメディア政治研究の事例から
- 病型分類・重症度の臨床的意義 (内科疾患の診断基準・病型分類・重症度) -- (総論)
- 抗癌剤 (内科疾患最新の治療) -- (総論)
- 悪性腫瘍と肺病変 (全身病と臓器相関--内科的疾患における肺病変)
- 胸部X線像の読み方-7-