教育する側とされる側の性差を熟慮した教育内容の見直しの必要性について : 幼児期と児童期にみられる男女の表現特徴の比較から
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概要
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本研究は,児童期(小学校6年生)の子どもたちを対象に,男子と女子の表現特徴と価値観の違いについて調査したデータと幼児期の特徴を比較分析したものである。性差研究者の皆本二三江や筆者の一連の研究結果では,幼児期の男女児には表現の違い(性差)があることが明らかである。児童期から成人にいたる育ちの中にも生得的な表現傾向が存在するならば,それに見合った授業内容を構築せねばならない。それは,教育する側とされる側,双方の視点から考えられるべきである。
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