理科教員を志望する学生によるマルチメディア中学理科教材の作成実習

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概要

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問題発見・解決能力のある、創造性豊かな人材を育成し、効果的な学習のために情報技術を活用する教育が望まれており、このような教員の育成が期待されている。創造性豊かな人材を育成するには、探究し創造する喜びを知らなければならない。情報技術を活用するには、情報機器に触れる体験を持だなければならない。中学校・高等学校の理科教員を目指す学生に、教職科目である「物理学実験II(コンピュータ活用を含む)」の実験テーマのひとつとして、中学理科のマルチメディア教材を制作させる実習「コンピュータによる教材作成」を行なっている。実習終了後の学生に実施したアンケート調査の結果、学生からの評価は高く、探究し創造する喜びを体感させ、情報機器に触れる体験をさせるには、有効であることが確かめられた。教員を志望する学生が、教師になったつもりで教材を作成することが、強い動機付けとなり、この実習に対する高い評価につながったと考えられる。
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