非接触式3次元形状測定による3次元モデルデータ生成システムの開発
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概要
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本稿は、画像情報処理CCDカメラ付き3次元デジタイザーの平面レーザー光およびセンサー利用による新開発システムを提言するものである。アメリカのサイバーウエア社は測定物体の回りをカメラを回す方法で測定する「3次元カラー・デジタイザー・システム」を実現した。この方法では物体そのものは静止状態で測定できる利点がある。しかし、CCDカメラ付きのヘッド部分が回転し、したがって装置が大型になり価格も高くなる傾向がある。本稿で扱うシステムは測定物体が撮像時ワンショットもしくはツウショットの間は静止状態が強制されるが、オプチカル・パラレルとハーフ・ミラーの組み合わせによる独自な測定方法を開発した。これにより小型で安価な装置の開発に取りくんでいる。
- 近畿大学の論文