介護福祉士の専門性に関する研究 : 福祉施設介護職責任者の意識調査結果から
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概要
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本研究の目的は,介護福祉士の専門性とその関連要因を検討することで介護福祉士の資質向上に寄与することである。本研究において,北海道内の福祉施設(特別養護老人ホーム,介護老人保健施設,身体障害者療護施設など)に勤務する469名の介護職責任者にアンケート調査を実施し,32.4%の有効回答を得た。回答者の平均年齢は40.8±10.6才であり,その内訳は67.1%が女性で,32.9%が男性であった。介護福祉士の専門性(専門性意識,専門的技術および社会的承認など)について,介護福祉士自身が必要であると感じているにも関わらず,現状では不十分であると認識している者が多かった。また,専門性に関連する要因としては,労働条件の整備が必要であるとの回答が高い傾向であった。さらに,日本介護福祉士会の入会と入会動機「介護福祉士として必要な情報を得るため」という項目に関連がみられた。
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北翔大学 | 論文
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