都賀庭鐘論 : 気象・地形・亡命
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概要
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都賀庭鐘は読本作家として著名であり、『英草紙』(一七四九年)、『繁野話』(六六年)、『莠句冊』(八六年)といった作品が知られている。しかし、これまでの研究は出典考証が中心であったため作品論というべきものは少ない。ここでは出典論に深入りすることなく、もっぱら小説にふさわしい表層的な読解を試るが、そのとき浮上してきたのが気象・地形・亡命という三つの主題群である。テーマの体系ないしテーマの系列といってもよいが、それらが分岐し交差し増殖する様相を探り、庭鐘作品の魅力を解き明かそうとしたのが本稿である。また本稿では、秋成の小説との比較も試みている。
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