「全国学力・学習状況調査」の活用に関する一考察 -平成19年度算数「B問題」を事例として-
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概要
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2007 年4 月24 日に全国学力・学習状況調査が実施され,その結果が提示された.学力調査B 問題全14 問について様々な分析結果をもとに検討した.ところが,確かに児童の学習の到達度を把握するという点では,一部不十分な問題が出題されたことも明らかになった.しかし,重要なことは,ただ批判するのではなく,返却された学力調査結果を,学校がどう活用するかということである.そこで本研究では,実際の学力調査の設問を作る過程で児童の学力を正確に評価できるような支援教材を作成し,実践した.これはオリジナル問題を学級,児童個人に応じて様々な修正を加えたものである.その教材を個々の児童と対面しながら,対話を通じて取り組む形態で実践したところ,一人ひとりの児童の算数の到達度を把握する方法として有効であることが明らかになった.
- 2008-12-20
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