精神障害者グループホーム設立の経緯及び現状と課題
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概要
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精神障害者が退院して地域で生活を始めようとするとき,ネックになるのは生活習慣の確立,住まいや生活費の確保である。特に生活習慣と住まいに関しては入院が長期であるほど対応が困難である。そこで支援策の一つとしてグループホームを設立したが,4年半が経過したので設立までの経緯と今日までの経過,利用者と支後者の現状と課題について事例を交えて報告した。グループホームで地域での生活の第一歩を始めるには,利用者のニーズに沿って利用者自身が希望する生活を目指すことが大切である.しかし「不安定性を持つ障害」により,目標が曖昧になったり目標へ向けて努力を継続させることが困難になる場合がある。そのような場合,支後者は必要に応じて目標の確認を促したり手段の変更を示唆する必要があるが,あくまでも「利用者が自分で決めた生活を支援する」という視点を忘れてはならない。
- 西九州大学の論文
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