アルミ電解コンデンサの信頼性試験方法の一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アルミ電解コンデンサは,単位体積あたりの静電容量が大きく,酸化皮膜の自己修復性があることから,多くの電子機器の重要部品として大量に用いられてきた。なかでも電解液を使用したタイプのアルミ電解コンデンサは有寿命部品としての宿命を負っており,これまでも4級塩や含水系などの信頼性問題が発生していることから精度の高い信頼性試験方法が求められている。本報告は,従来,アルミ電解コンデンサの電気特性試験を環境試験槽から取り出して行っていたが(槽外測定法),環境試験槽から取り出さずに,槽内でアルミ電解コンデンサの電気特性を行う試験手法(槽内測定法)について,有効性が認められたので紹介する。
- 2008-07-04
著者
関連論文
- 表面実装における機械的信頼性の解析技術(第1報)(システムの信頼性, 信頼性一般)
- 3B-4 微少抵抗測定による信頼性評価の一考察(第8回信頼性シンポジウムREAJ)
- X線透視による新しい故障解析技術の研究(システムの信頼性,信頼性一般)
- アルミ電解コンデンサの信頼性評価・解析(信頼性国際規格,保全性,信頼性一般)
- アルミ電解コンデンサの信頼性評価・解析(信頼性国際規格,保全性,信頼性一般)
- アルミ電解コンデンサの信頼性試験方法の一考察
- 機器信頼性試験の現状と今後の課題(第5回研究発表会)
- AI-1-3 コンデンサの連続測定法の開発(AI-1.ベンチャー発 信頼性向上のための新しい評価・分析技術,依頼シンポジウム,ソサイエティ企画)
- 吸湿性評価を用いたフラックス残渣の絶縁劣化予測法
- 電気的耐湿信頼性評価における現状と今後の動向
- 環境試験の実施上における注意点
- 結露環境下におけるイオンマイグレーションの一考察