海生無脊椎動物骨格における炭酸カルシウム結晶多形制御機構の解明(I.大学院重点特別・研究科特別経費,平成18年度麻布大学公的研究助成金事業研究成果報告)
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概要
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1 軟体動物イワガキ殻体中に含まれる有機基質タンパク質の主要成分として,高度にリン酸化された52kDaの酸性糖タンパク質を固定した。2 この成分の機能解析を結晶形成実験により試みた。その結果,この成分が,単独では結晶形成を阻害するものの,不溶性有機基質の膜とともにインキュベートした場合に,平板状の方解石結晶が誘導されることが明らかになった。3 この結果から,リン酸化されたこの種の成分がCaC0_3の結晶多形の制御に関係していることが推定された。
- 麻布大学の論文
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