分光的特性に基づいた顔抽出の可能性検討(テーマセッション5)
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概要
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人間の肌にみられるように有機物は紫外線を吸収しやすい,すなわち青よりの波長に対して吸収が大きく(階調値が小さい),赤よりの波長に対して小さい(階調値が大きい)特性を有する.したがって,本論文では人物を撮影した可視光画像に対して,この分光特性を利用して赤領域波長の階調値画像から青領域波長の階調値画像を引き,マイナスの階調値は0(黒の階調値)とすることで顔抽出を試行した.次にR-XB((0.7<X<1.2)を導入し,その結果,室内で約0.95の顔抽出度(正しく全体が抽出された場合を1とする)を得た.さらに,本論文では得られた顔画像位置を利用して,近赤外線画像から髪抽出を行った.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-08-29
著者
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