「子どもを生み育てながら仕事を継続する」ことと社会的自立 : 看護学生の意識調査から
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概要
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A短期大学看護学生2・3年生の女性117名に、将来、1.子どもを生み育てる、2.子どもを生み育て仕事を継続する、という項目からなる意識調査を行い、それらの違いを知るために分析した。その結果、(a)1の肯定的回答は全体の約80%、2の肯定的回答は全体の59%で、両者の間には差があった。(b)2の肯定的回答の割合は2000年のイギリス、アイルランド、オーストリア、ベルギー、フランス等の女性労働力率の平均値の水準に近かった。(c)学生達が2を求めた主な理由には、経済的に自立して働く母親であり、社会的に自己確立した人間でありたいという考えがあることが分かった。
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