通風時における窓周り状況別にみた室内外の気流性状 その2 : 窓周り状況別にみた4地点における気流性状の検討(環境系)
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概要
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通風時の6種類の窓周り状況別にみた室内外の気流性状を明らかにすることを目的として、3室の窓周り部材を変えて室中央での実測と各窓周り状況における通風輪道の4地点での実測の結果から得られた知見を以下に示す。1)網戸・レースカーテン・カーテン閉時においては、室中央の風速は窓開放時の4割に減速し、パワーも減衰し、渦の大きさもやや小さい。2)通風輪道の4地点(窓周り直前と直後、室中央、通路)での平均風速や乱れの強さおよび渦の大きさは窓周り直後において各窓周り部材の抵抗の違いにより異なる。気流が拡散する室中央では減速し、高周波成分が多いことから乱れが大きく、比較的小さい渦が多い。特に、カーテン閉時や網戸・レースカーテン・カーテン閉時に顕著な傾向が見られる。さらに、縮流する通路では再加速し、0.1〜1Hzでのパワースペクトルの減衰が大きく、低周波成分の割合が高いために乱れが少なく、やや大きな渦が多い。
- 2005-07-10
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